2021年06月16日16:40、愛猫レオが虹の橋を渡ってしまいました。
我が家に来て14年と11ヶ月、もらわれてきた時は生後3ヶ月程度の仔猫だったので15年と02ヶ月は猫としては天寿を全うしたことに近いのでしょうか?
*** 藤沢から来た仔猫 ***
昔々実家で白猫を飼っていたため、新たに猫を飼うのであれば白猫がいい・・・と思っていたので、当時は mixi の「白猫コミュ」をウォッチしていました。
そして2006年07月07日に投稿されたトピックでレオと出会いました。
仔猫を保護された方はわざわざ車で仔猫を連れてきてくれました、「真白2号」と仮称された鍵尻尾の白猫と「トラ姫」さんでした。
最初から二匹を買うのは躊躇されたので、「トラ姫」さんは引き取ることが出来ませんでした。
あとから考えると、兄妹猫がいても良かったのかなぁ?などと思うことはありますが、最終的に5匹全ての引き取り手が見つかったので、みんな幸せになったのだと思います。
そんな経緯でレオは、2006年07月16日に我が家の一員になったのです。
*** 育ちすぎるレオ(汗) ***
レオは最初から手が大きい子だなぁという印象、きっと成長するんだろうなぁ。。。と思っていました。
ダラダラ喰いもあって、物凄く成長してしましました(汗)
2014年には体重が9kgになってしまい、動物病院では「痩せましょう」と言われる始末。
この頃には「低脂肪」のカリカリが中心ですが人間の食べ物にまで触手を伸ばしてしまい、動物病院で購入する総合栄養食を全体の90%以上に保つのが難しくなってきました。
*** レオ、どん兵衛のエリザベスカラーを装着する(汗) ***
2019年には背中に突起が発生、病院で診察を受けてレーザーで焼き切りました。
最初は「こんな箇所に乳首みたいなものが?」と思っていましたが、焼き切って以降は再発していません。
再発の可能性もあったみたいですけどね。
*** レオ、多飲多尿で痩せ始める ***
そして、この頃から多飲多尿になってきました。
さらにおなかの毛繕いが凄く、腹の部分の毛が無くなってしまいました。
腎臓などにダメージが蓄積されていたのかもしれません。
*** 今年のレオ ***
ここ2年ほどで体重は6kg台まで落ちてきました。
普通に歩くし、食事もする。
そして尿も出る。
病院で血液検査をしてもらっていますが、糖尿病の心配はない数値でした。
でも痩せていきます。
あとからもらってきた2匹もレオが大好き、いつも体をスリスリさせ、そばに居ます。
次の写真が私のスマホで撮った最後の一枚。
やっぱり3匹そろい踏みです。
*** レオの尿漏れ ***
ふと気付くと、レオのお尻付近が黄色いことがありました。
よく見ると、数ccほど漏れているようです。
試しに猫用おむつ(M)を買ってみました、サイズはギリギリでしょうか?(汗)
2021年06月13日、尿漏れが気になるので、いつもお世話になっている「本間獣医科医院 カインズ昭島病院」へ。
尿検査も血液検査も大騒ぎするような数値ではみたいなので一安心。
念のため膀胱に残っている尿を抜き出してみたら・・・・・375ccという驚異的な内容。
通常膀胱に溜まっている尿は100cc程度でここまで多いのは尿を出せない猫くらいだというお話しでした。
軽い腎不全っぽいというお話しなので、「腎臓サポート」という療法食を買うことに。
今後、「エイジングケア」からこちらにカリカリご飯は変更ですね。
*** 熱中症のような? ***
レオはご飯も食べるし水も飲む、そしてトイレも軟便であること以外は何事も無く推移して安心し始めていた日曜日(2021/06/14)の夜、レオが口呼吸をしています。
前回口呼吸をしたのは去年の8月末、このときは日中だったので動物病院で注射をうってもらい、事なきを得ましたが既に深夜です。
すでに動物病院は閉まっているので動物の救急病院である「ER府中」に電話、そのまま車でレオを連れていきました。
やはり熱中症かもしれないけど、腎臓も弱っているみたいでした。
処置していただいて、一度連れて帰りました。
*** 二度目のER府中 ***
自宅に戻ってきたレオですが、やはり調子は悪そう。
口の周りが黒い?と思ったら血が上がってきて口から漏れているみたいです。
再度ER府中に電話して連れていきました。
レントゲンを見る限り胃に穴が空いているということはなさそうというなので、血は消化器系のどこかから出血しているみたいだということでした。
そして膀胱は弾力性が無く潰れている感じです。
ICUで治療を受け、再度自宅へ戻ってきました。
「本間獣医科医院」では「酸素吸入」の施設はあるそうなので、こちらに転院です。
*** 動物病院から電話 ***
朝の内に入院の手続きをしました。
面会は17:00から19:00とされているので、私の仕事が終わる18:00を過ぎたら会いに行こうと思っていました。
しかし16:20くらいに動物病院から「心肺停止したので蘇生を試みている」という電話が入りました。
慌てて病院に向かいます。
*** 虹の橋を渡るレオ ***
そこには酸素吸入を受け、先生に心臓マッサージを受けるレオがいました。
硬直があまりにも早く来ているということでレオの手足を動かして、さらに心マを受けるという状況でした。
しかし、どうしようもないと思ったので、心マを諦めました。
2021年06月16日16:40、レオはこの世界の住人ではなくなってしましました。
しばらくレオと一緒に軽いお別れをすると、レオをキレイにしてくれるらしい。
30分くらい必要ですということだったので、カインズ昭島の駐車場に駐めている車に戻り、連絡を待ちます。
電話が来たので再度伺うと、そこにはキレイになったレオが寝ていました。
お疲れ様、レオ。
レオは「ケンユーペットセレモニー」という業者さんから提供される段ボール箱に入っていました。
動物病院のスタッフに手伝っていただきながら車に運び、自宅へ戻ってきました。
先生は「今は暑いので2日以内程度で火葬まで済まされた方が良いですよ」と言われたのでいろいろ考えましたが、「ケンユーペットセレモニー」にお願いすることにしました。
電話して、葬儀は6月18日の正午に決まりました。
そこでレオとはお別れです。
レオは最後に体重を量った際、5.25kgまで下がっていました。
しかし葬儀屋さんの料金プランでは5kgを超えると猫料金ではなく、一段上の犬などの料金になるらしい。
そっか、5kg超えるとダメか(汗)
*** レオとのお別れ ***
正午より15分ほど前を目処に葬儀屋さんへ向かいます。
棺は猫サイズでも入りそう・・・ということでしたので、ちょっとだけ小さめに。
必要な時間は40分程度で、熱を冷ましたり、その他の作業を含めて1.5時間程度だということなので、待合室で待つことにしました。
呼ばれたので向かうと、それはそれは骨格標本のようにキレイに整頓されたレオの骨がありました。
そうか、レオは鍵尻尾だけど切れていないから尻尾は長いんだなぁなどと、ちょっと思いました。
担当の方の説明を聞きながら骨壺へ入れていきます。
あまった骨も全て骨壺へ。
お礼を言って自宅へ戻ってきました。
5kgを超えた体重なので料金が一段上がってしましましたが、レオの骨を見たらそんな些末なことはどうでもよくなりました。
ほんと、「ケンユーペットセレモニー」さんありがとうございました。